栃木県宇都宮市というと餃子の街というイメージですが、駅からはやや離れているものの非常に面白い観光スポットがありました。
今回は、その観光スポット「大谷資料館」に行ってきましたので、大谷資料館の観光れぽです。
大谷資料館ってどんな場所?
大谷資料館は、大谷石という石の採掘場跡地です。
地下に、2万平方メートルという広大な空間があり、その深さは平均30m、最深部では60mにもなります。
採掘場跡地の壁には、手掘り時代のツルハシの跡や機械採掘時代の跡などが今でも残っています。
坑内は平均8℃で地下にある天然の冷蔵庫。戦後は政府米の貯蔵庫としても使われ、その幻想的な景観は、多くの映画やドラマ、アーティストのMV撮影などにも使われています。
個人的に好きなアーティスト[Alexandros]のNEW WALLのMVもここで撮影されたそうです。
みどころ
入り口はこじんまりとしていますが、地下は大空間で幻想的。本当に地下神殿のようで、不気味な雰囲気すら感じます。
坑内では結婚式を行うこともあるらしいのですが、通常は教会エリアは見学コースにははいっていないそうです。
(私が行った時は特別展示をしていましたので見ることができました)
教会エリアは天井に地上につながる穴が開いていて、そこから外の明かりが漏れていて神秘的な雰囲気です。
行った時には、こんな滝のようなイルミネーションも飾られていました。
とにかく寒いので、夏に行く場合でも防寒が必要。(入り口でブランケットの貸し出しがありました)
資料館の周辺にも、明らかに人工的に切られた不自然な形をした大谷石の大きな岩があります。
アクセス
大谷資料館は最寄りのJR宇都宮駅からはかなり遠くにあります。バスも1時間に1本程度は走っていますが、車で行った方が便利です。
電車で行く場合
JR宇都宮駅から関東バス(大谷・立岩行き)で約30分。
宇都宮駅西口バスターミナル、関東バス6番のりば。
「大谷資料館入り口」バス停で下車し徒歩で約10分。
バスの時刻表はこちら。
車で行く場合
東北自動車道 宇都宮ICから約12分(8km)
資料館入り口付近にある駐車場はバス2台、身障者・高齢者用が25台分の広さですが、入り口から3分程度歩いた場所には、200台の車が入る駐車場があります。
入館料
大人:800円
小人:400円
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オフィシャルホームページ
大谷資料館 – 大谷石の歴史と巨大地下空間