こんにちは!necco(@necco_tl)です!
最近思うことがあります。
私はインターネット広告代理店に勤めているんですが、周りの人はウェブが好きなのかなって。
正直言って、定時に帰れる日なんてほとんどなく、そんなに楽な仕事じゃありません。
働いている人の中には仕事としてウェブに携わっているというだけの人もいるんだと思いますが、そういう人は作業をひたすら繰り返すような事をやっていて楽しいのかなーって、外から見ていて思います。
どこかに面白さを見つけてくれていればいいのですが。
私の10年を振り返える
私がはじめてウェブサイトの制作に興味を持ったのは2000年頃、約15年前です。当時は工場に勤めていたのですが、業績悪化のために周囲の先輩たちが次々とリストラされていくのを見て「手に職をつけないとやばい」と思ったのがきっかけです。
独学でHTMLを学んでいたんですが、やっぱりちゃんと学校で教わった方がいいのかな…?と思い、デジタルハリウッドに入学。
そこで出会った友達のほとんどは、いまはウェブとは関係ない仕事をしていますが。
デジハリも卒業し、いろいろな会社の面接を受けて何とかウェブデザイナーとしてある会社に入社しました。
この会社に結局10年くらい居たのですが、かなりいろいろな事をしました。
基本はウェブ関連だったのですが、時には生産管理みたいな事を命じられたり、営業マンになった事もありました。
部署の統合やら上司の退職やらで、辞める直前は通販事業の責任者をやっていました。いわゆるウェブ担っていうやつですかね。
でも生産管理とか営業マンとか、ウェブとは直接関係ない仕事をしていた時でも、ウェブサイトの制作とか勉強はしてました。
まぁ趣味の領域ではありましたが。
その時々で楽しい事が見つかる
最終的にウェブ担になったからいいものの、ウェブデザイナーで入社した会社で生産管理とか営業マンをやらされたら、辞めちゃってもおかしくなかったと思います。今だったら辞めてますねww
でもやっぱり異動を命じられたときは「えぇー」みたいな思いはありました。それでも、とりあえずチャレンジはしてみようと思ってしばらく仕事していると、それぞれの面白さみたいなものを見つけ出してなんか楽しくなっていました。
生産管理では予定を組んで準備を周到にする事が面白かったり、営業マンはやっぱりお客様と話をするのが楽しかったり。
ウェブデザイナーをやっている時は、PhotoShopとかIllustratorをよく使っていたんですが、生産管理をやっている時にはExcelばっかでした。おかげでExcelの使い方も上手くなりました。
営業マンをやっていた時は、顧客管理にAccessを使っていたのでVBAとかも少し勉強しました。プログラムが上手く動かない時がちょいちょいあったので、「もう自分で直せるようにしちゃえ」みたいな感じでした。
いま思うと、自分の志向した業務以外の事をしている時は、その業務の面白さを見つけていた事が、会社を辞めなかった理由になっていましたし、そこでの経験が後々に大きく役立つ事になったなぁと思います。
急がば回れとはよく言ったもんだ
若い時って、今やりたい事が今やっている事になるのを、直接的に求めてしまうように思います。
だから、今やっている事が理想的な状態と違うと、会社を辞めてとか考えてしまうのかなぁと。
それが間違いだっていうわけではないですが、私は経験から理想と違っている事をやっていたとしても、いつかその経験が役立つ時があるって思います。
エクセルとかのスキルはもちろん、クライアントにプレゼンしたりする事も多いので、やっぱり営業マンはやってて良かったなぁって実感しています。
あとは会社の中でもいろいろな立場の人の気持ちを理解しやすい事、これが一番大きいですかね。
今は会社勤めですが、将来フリーランスになった時でも、クライアントは企業になるわけで、いろいろな立場の人の意見が理解しやすいのは一生もんの武器だと思ってます。
やりたい事をやるために、多少やりたくない事もやる必要があるというか、一見回り道でもそれが理想の状態への近道なのかなって思います。
たった一つ気をつける事
回り道に見える近道を歩いている時でも、やりたい事の勉強は辞めてはいけません。
私もいろんな仕事をしてきましたが、ウェブサイトの制作とか情報収集、新しい技術へのチャレンジといった勉強だけはずっと続けていました。
まぁ好きな事なので勉強しようとしてやっていたわけではありませんが。
でも結果的に勉強し続けた事で、今は好きなウェブの仕事に就くことができたんだと思いますし、飽きもせず継続できた事で「俺ってやっぱりウェブが好きなんだなぁ」って確信する事もできました。
今では、趣味は何ですか〜って聞かれたら「ウェブです。週末はウェブサイトを更新してます」って即答しています。
続ける事、これが何よりのチカラになります。
ではまた!
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